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2018年11月13日

「科学講演会」を開催しました。

会場の様子
小安重夫理事の写真

小安 重夫理事

11月3日(土)、東京都千代田区の丸ビルホールにて科学講演会を開催しました。科学講演会は、理研における最新の研究成果を国民の皆様にわかりやすく紹介することを目的とし、1978年より開催しています。今年で40回目となり、約260名の方々に参加いただきました。ありがとうございました。

本講演会では最初に、小安重夫理事が「未来を創る自然科学研究」と題して特別講演を行いました。理研が未来社会についてどのようなビジョンをもち、どのような研究を行っているのか、研究事例を示しながら説明しました。

続いて、3人の研究者が講演を行いました。まず、三好 建正チームリーダー(以下TL)が「データ同化研究~ゲリラ豪雨予測からその先へ~」と題し、観測データとシミュレーションを融合してゲリラ豪雨を予測する研究を紹介しました。次に、杉本 慶子TLが「植物の再生のふしぎ」と題し、挿し木などを例にとり植物の優れた再生能力を解説。杉本TLらが明らかにした、加えられた傷口で生じる再生誘導の仕組みと、それを抑制する仕組みを紹介しました。最後に、辻 孝TLが「次世代再生医療としての器官再生の実現を目指して」と題して、組織再生の次にある器官再生医療の現状と展望を述べ、器官原基法という手法を用いて実現した歯・唾液腺・毛包の器官再生を紹介しました。いずれの講演も、身近に接するテーマでもあり、会場からは活発な質問が出ました。

科学講演会は来年も開催する予定です。詳細は決まり次第、理研ウェブサイトのイベントページでお知らせしますので、どうぞご期待ください。来年も多くの皆様のご参加を、心よりお待ちしています。