研究紹介

脳神経科学研究センター

理研CBS-オムロン連携センター

連携センター長 深井 朋樹 (Ph.D.)
深井 朋樹 (Ph.D.)

前身の理研BSIでは1997年の設立以来、脳科学における要素技術の開発と、神経回路を中心とする脳機能の解明に向けた基礎研究を行ってきました。一方、オムロンは創業以来、機械が人の能力・創造性を引き出す「人と機械が融和」した世界の実現を目指し技術の開発を行っています。理研CBS-オムロン連携センター(RBOmC)では、理研BSIが基礎研究で培った神経科学、脳情報処理理論、脳機能解析等の知見とオムロン株式会社のコア技術である「センシング&コントロール+Think」とを融合し、脳科学の更なる進展に貢献するとともに、「人と機械の融和」を実現する次世代技術を創出し、その成果を社会的課題の解決につなげてまいります。
本共同研究では、「脳の活動」と人の体調や認知といった「身体の状態」との関係、そして「脳の活動」と人の感情や意志といった「心の状態」との関係を解明することで、脳科学とAIを融合した次世代技術の創出を目指します。

RBOmCで目指す次世代技術の創出について

  • 個人の状態や特性を、機械が理解する技術
  • 個人の状態や特性に合わせて、機械が人にフィードバックする技術
  • 個人の状態や特性に合わせて、機械が機械自体を最適に制御する技術

期待される研究成果の応用例

  • モノづくり:作業者の技能習熟度や集中度、作業の主体感覚の適切な把握による作業習熟期間の短縮や生産性向上への応用
  • ヘルスケア:認知症やうつ病の早期発見、治療への応用
  • モビリティ:眠気の抑制など、ドライバー起因による、交通事故の削減や自動運転への応用

研究主分野

神経科学 & 行動科学

研究関連分野

物理学 / 工学 / 心理学 & 精神医学 / 社会科学 一般 / 学際研究

研究テーマ

  • ヒトの状態を理解するためのセンシング技術の研究
  • 計測データの分析や意味づけ、ヒトの状態のモデリングのための研究
  • 人を含めた系をインタラクティブに把握する技術の研究